朝日新聞の記事を紹介します。
日本女子大学(東京都文京区)が、トランスジェンダーの学生を受け入れるかどうかの検討を新年度から始める。体の性別を入学の前提にしてきた女子大だが、さまざまな性のあり方への認識が広がる中、生物学的に男性に生まれた人にも門戸を開く可能性が出てきた。
小学生の保護者からの問い合わせがきっかけで、付属の幼稚園、小・中・高校、大学の学部代表らで「LGBTに関する検討プロジェクトチーム」を設け、議論した。「多様な学生を受け入れるべきだ」という積極論の一方、「学生や生徒、保護者、教員の理解が浸透しているとはいえない」などの慎重論もあり、同年10月末、現段階では受け入れは難しいと結論づけた。
だが同時に、まず大学で受け入れをめぐる検討を先行させることも決め、11月に保護者に伝えた。新年度に学内に会議を設け、すでにいる性的少数者の支援も含め、受け入れの可否を検討する。
10人の内、9人が受け入れる気持ちを持っていても、
そうでない1人もことを考えなければいけない。
このような議論は、二歩進んで三歩下がることあり、
結論が出るには時間が掛かるかもしれない。
花輪
FTMライフスタイルマガジン「Laph」(ラフ)
たまたまTwitterで見かけて購入してみました。
最新号Vol. 12は2017年1月15日発行。
写真が豊富で楽しくおしゃれな紙面です。
モデルは皆さんFTM.
私自身はFTMではないですけれど、十人十色様々な生活をしているFTMのインタビューは、勇気づけられます。
一般の書店で取り扱いはなく、LGBT関連のイベント等で販売しているとのこと。
一部取り扱い店舗もあり、サイトからも購入できます。
http://www.laph-ftm.com/index.html
(※FTM: エフ・ティー・エム。Female to Maleの略。女性の身体で生まれ、性自認が男性の人)
2016年に英国王室の一員として初めて
イギリスのLGBT誌「Attitude」の表紙を飾ったウィリアム王子。
ケンジントン宮殿にLGBTの若者達を招待して、
いじめや差別の体験やメンタルヘルスの問題などについて対談するなど、
LGBTコミュニティに対する理解や差別撲滅を訴えてきたが、
その功績を認められ同国のLGBT賞にノミネートされた。
LGBT賞には幾つかの部門があり、
ウィリアム王子がノミネートされたのは
「LGBT+CELEBRITY STRAIGHT ALLIES」部門。
不平等や差別に苦しむLGBTコミュニティを支援する
LGBT以外の有名人に贈られる賞とのこと。
著名人が取り組めば、マスコミも取り上げます。
多くの人が目にする機会も増え、浸透しやすくなります。
ウィリアム王子、「いいね!」
花輪
LGBTツーリズムセミナーを受講しました。
主催は株式会社アウト・ジャパン
LGBTフレンドリーな旅行会社を運営しています。
セミナーは座れないほど大盛況。
航空会社、旅行会社、ガイド、ホテル、通訳などすでに顔見知りといった感じです。
わたしはちょっとアウェイです。
LGBTに関して、
趣味などではなく生まれつきのもの。
一定の割合で生まれてくるという話がありました。
なるほど!このことは知りませんでした。
後半は商売の話。
旅行業にはIGLTAという1983年に創立された、
LGBTツーリズム普及のための団体があります。
LGBTは自分たちが楽しく旅をできるよう、
そこを通じてプランを立てる。
洋服直しにはLGBTへ働きかける団体はありません。
マダムMだけが、企業として取組んでいます。
セミナー後は懇親会。
ぞろぞろと移動し、2丁目の見慣れた場所へ。
そう、ここはマダムMがバーをやっていた隣のビル。
6階のbar「Bridge」へ案内されます。
写真OKいただきました。
ホテル関係者、NPO、旅行代理店などたくさんの方と話しました。
異業種なので話が散らかり気味でしたが、あっという間の2時間でした。
花輪
アン・コトン店頭で配ったしおり。
アライの方へとつながるツールとなりました。
ブログで紹介していなかったので。