”MADAM M”の近況報告 ブログ

「女子とは何か」の判断基準の検討

朝日新聞の記事を紹介します。

日本女子大学(東京都文京区)が、トランスジェンダーの学生を受け入れるかどうかの検討を新年度から始める。体の性別を入学の前提にしてきた女子大だが、さまざまな性のあり方への認識が広がる中、生物学的に男性に生まれた人にも門戸を開く可能性が出てきた。

小学生の保護者からの問い合わせがきっかけで、付属の幼稚園、小・中・高校、大学の学部代表らで「LGBTに関する検討プロジェクトチーム」を設け、議論した。「多様な学生を受け入れるべきだ」という積極論の一方、「学生や生徒、保護者、教員の理解が浸透しているとはいえない」などの慎重論もあり、同年10月末、現段階では受け入れは難しいと結論づけた。

だが同時に、まず大学で受け入れをめぐる検討を先行させることも決め、11月に保護者に伝えた。新年度に学内に会議を設け、すでにいる性的少数者の支援も含め、受け入れの可否を検討する。

10人の内、9人が受け入れる気持ちを持っていても、
そうでない1人もことを考えなければいけない。

このような議論は、二歩進んで三歩下がることあり、
結論が出るには時間が掛かるかもしれない。

花輪

2017.03.20